掲載日:2026年03月03日
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イスラエルは2月28日、米国と共同でイランに攻撃を実施したが、同日、レバノン南部の複数の地点に対して、ヒズブッラーの拠点を標的とした攻撃も実施したほか、各国境地域に合計約10万人の予備役の追加招集を行った。イスラエルがヒズブッラーを域内の親イラン武装勢力の中で最も強大な軍事力を持つ重大な脅威と見なしてきたことを考えれば、自然な成り行きと言える。それに対してヒズブッラーはしばらく軍事的反応を見せていなかったものの、3月2日未明にイスラエルに向けたロケット攻撃を実施した。これを受けイスラエルはヒズブッラーを標的とした対レバノン攻撃を強めている。それでは、イスラエル北部戦線のさらなるエスカレーションの可能性はどの程度あるだろうか。本稿では、3月3日朝(日本時間)までのヒズブッラーの動向を中心に、この問題について検討する。・・・